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2-2 東京会場
開会
司会 (財団法人港湾空間高度化センター井上事門部長)それでは、定刻となりましたので、これより「ウォーターフロント国際シンポジウム」を開催したいと思います。皆様、本日はお忙しい中、このシンポジウムに参加賜りましてありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
私は、本日の司会を務めさせていただきます、財団法人港湾空間高度化センターの井上と申します。よろしくお願い申し上げます。
さて、私ども高度化センターは、3年前より、国際交流の一環といたしまして、毎年海外のウォーターフロントにかかわられます専門家を日本に招聰し、共同研究を実施してきておりますが、今年度はカナダ、オーストラリア、ノルウェー、マレーシアから4人の専門家、並びに日本側からお1人の専門家の参加を得まして、「ウォーターフロント開発の現状と課題」というテーマで国際シンポジウムを開催することといたしました。各国の現状を知るだけでなく、ウォーターフロントプロジェクト推進上の種々の経験等から得られました知見を交換することにより、お互いのプロジェクトの推進にも大いに参考になると考えた次第でございます。
プログラムに入る前に、一つお断りしたいことがございます。プログラムでは、各パネリストの講演の後、パネルディスカッションを行うこととしておりましたが、今回、パネリストとしてお呼びいたしました5人の方々は、ウォーターフロントプロジェクトを推進されているという意味では同じではございますが、ある人は民間企業、ある人は市と、立場が異なると共に、プロジェクトの推進、実施に当たりまして、特徴ある形態または運営を行われておられます。この点から見ても、各パネリストの担当されましたプロジエクトの例は、今後ウォーターフロントプロジェクトの推進あるいは実施に当たりまして、非常に参考となると考えております。このため、パネルディスカッションよりも、むしろ各パネリストヘの質疑応答を行いまして、各プロジェクトの内容をよく知るほうが有効と事務局では判断いたしました。このため、プログラムにございます「パネルディスカッション」を変更させていただきまして、質疑応答の時間といたしたく考えております。また、パネリストの皆様より十分なご説明をいただくため、各パネリストの講演時間を予定よりも少し延ばさせていただきたいと思います。このため、講演が終了するのは、予定よりも若干延びるかもしれませんが、終了時間は予定どおりということにさせていただきたいと思います。この点、何とぞご理解いただきたくお願い申し上げます。
では、プログラムに入らせていただく前に、配付資料の確認をさせていただきたいと思います。まず、お手元にございます資料のうち、「各国のウォーターフロント開発の現状と課題講師のプロフィール」が1つあるはずでございます。A4のもので、「ウォータ
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